コードバン財布

蝋引きコードバンの特徴と魅力

蝋引きCORDOVAN長財布・二つ折り財布

  1. 【人気革ブランド】コードバン財布!
  2. 蝋引きコードバン財布の特徴と魅力とは!?

蝋引きコードバン財布の特徴と魅力とは!?


蝋引きコードバン

”蝋引きコードバン”は世界では、ほとんど生産されておらず、日本にて創出されるCORDOVANとなっています。

見た目の風情からは、CORDOVANであることがわからないくらい【異端】な存在と言える革。

そんな”蝋引きコードバン”の個性的な風情・特徴及び魅力をご紹介したいと思います。

目次

「蝋引きコードバン」とは!?


「蝋引きコードバン」とは!?

「蝋引きコードバン」は、CORDOVAN原皮をなめし加工した後に、蝋引き加工(天然蜜蝋を革繊維に浸透させる)を施すことによって 創出されるCORDOVAN素材です。

”蝋引き加工”は英国を代表する革素材「ブライドルレザー」を作るために用いられている技法。

それゆえに、”蝋引きコードバン”も”ブライドルレザー”に似た、革風情と特徴を有しています。

印象的な特徴と言えるのが下記要素です。

*重厚感と落ち着いた風情
*アンティークな風合い
*ブルームのある革表情

ココマイスター(COCOMEISTER)の蝋引きコードバン財布「クラシック・シリーズ」


ココマイスター(COCOMEISTER)

現在、日本にて”蝋引きCORDOVAN仕立ての革財布”を創作しているメジャーな革ブランドは、「ココマイスター(COCOMEISTER)」のみ となっています。

ココマイスター(COCOMEISTER)にて、蝋引きCORDOVANを使用した財布シリーズとなるのが

●コードバンクラシック・シリーズ

です。

落ち着いた佇まいと、クラシックな価値&高級感が楽しめる革財布シリーズとなっています。

コードバンクラシック・ハイペリオン


コードバンクラシック・ハイペリオン

●デザイン:ラウンドファスナー長財布
●素材:【表】蝋引きコードバン【内】アマンデルレザー
●色彩:クラシックブラック、クラシックボルドー

コードバンクラシック・キングフィッシャー


コードバンクラシック・キングフィッシャー

●デザイン:ラウンドファスナー長財布
●素材:【表】蝋引きコードバン【内】アマンデルレザー
●色彩:クラシックブラック、クラシックボルドー

コードバンクラシック・シャーラック


コードバンクラシック・シャーラック

コードバンクラシック・ソードダンサー


コードバンクラシック・ソードダンサー

コードバンクラシック・スウィープ


コードバンクラシック・スウィープ

●デザイン:二つ折り財布
●素材:【表】蝋引きコードバン【内】アマンデルレザー
●色彩:クラシックブラック、クラシックボルドー

「蝋引きコードバン」の特徴と魅力!「水染めコードバン」との比較対比


「蝋引きコードバン」は、主流のCORDOVANと言える「水染めコードバン」と相反する特徴・魅力を有しています。

ゆえに、蝋引きCORDOVANの特徴・魅力を理解する上で、水染めCORDOVANとの比較対比が効果的な検証手法となるもの。

ここでは”水染めCORDOVAN”と大きく異なる3要素をピックアップ。比較対比する形で、”蝋引きCORDOVAN”の特徴と魅力を ご紹介したいと思います。

革風情(表情)の違い


一般的にCORDOVANの最大の特徴であり、魅力の要素となっているのが「自然で美しい艶感」です。

人工的に作られた艶ではなく、素材が有している要素を引き出すことから生まれたナチュラルな艶感は、 他の革素材には無いオリジナリティーな魅力となっています。

そんな艶感を最大限に引き出されているのが 「水染め仕上げのCORDOVAN」です。

対して、天然蜜蝋で仕上げられる「蝋引き仕上げCORDOVAN」は”ブルーム”と呼ばれる粉状の蝋が革表面 に吹き出てくることがあります。

それをふき取る形で磨き上げることで艶感が創出されるのですが、 基本的には、CORDOVAN素材の中にて最もマットな風情を有する仕上げとなるのが特徴。輝きのある艶ではなく、 渋みと落ち着きのある艶となるとともに、レトロな風情が魅力となります。

「水付着に対する弱さ」の違い


基本的に皮素材に共通した「弱点」となりますが、”水染めCORDOVAN”は、「水付着に対する弱さ」を有しています。

CORDOVANの中で、最も「水付着」に弱く、「水しみ」となりやすいのが、”水染めCORDOVAN”です。

対して、CORDOVANの中で、最も「水付着」に強いのが”蝋引きCORDOVAN”となります。

革繊維内に浸透した天然蜜蝋の作用によって「弱撥水性」を有しているのが特徴に。

繊細な水染めコードバン財布に対して、蝋引きコードバン財布は、あまり細かな気遣いがいらないのが特徴であり、 魅力となっています。

財布としての「耐久性」の違い


水染めCORDOVANにて仕立てられた財布は、革表面に「キズが付きやすく」「傷付くと目立ちやすい」といった特性があります。

対して、蝋引きCORDOVANで仕立てられた財布は、革表面に「キズが付きにくく」、傷がついたとしても「目立ちにくい」といった 特徴を有しています。

素材(CORDOVAN)としての「耐久性・強度」はどちらも同等なのですが、財布の利用状況によっては、傷がついても目立ちにくい、 「蝋引きコードバン財布」の方が結果として長く愛用していくことが可能に。

まとめ


”蝋引きコードバン財布”は、CORDOVANならではの「輝かしい艶感」が失われている反面、 「キズが目立ちにくい」といった特性が備わっています。

革財布をラフに使用したい(細やかな気遣いすることなく使いたい)といった方におすすめの 財布アイテムとなりそうです。

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